エジプトのOrascom IHがアンゴラに参入か、Angorascomを設立
- 2019年11月14日
- 海外携帯電話
エジプトのOrascom Investment Holding (OIH)はアンゴラに参入する可能性が浮上した。
アンゴラのImprensa Nacionalには大統領令が掲載されており、2019年11月5日付けで公表した大統領令193/19号ではAngola Telecomに付与された統一グローバルタイトルの運用のために携帯通信サービスの提供を許可したという。
同時にAngola Telecomの携帯通信サービスに関して監督する権限をアンゴラ通信庁(Instituto Angolano das Comunicacoes:INACOM)に委任する。
また、Angorascom Telecomunicacoesが携帯通信サービスを提供するために必要な技術的および法的側面にも対処するよう命じている。
大統領令は公表の翌日に発効している。
Angola Telecomはアンゴラ政府が所有する国有企業で、株式の45%を民間企業に売却するための準備を進めているが、総合的な電気通信事業者の免許である統一グローバルタイトルを取得した。
統一グローバルタイトルの取得によって、第3の移動体通信事業者(MNO)として新規参入することが決まっていた。
Angola Telecomが統一グローバルタイトルの条件に従って移動体通信事業者として携帯通信サービスを提供するための許可が与えられたことになる。
なお、アンゴラ通信庁は電気通信分野などの規制を管轄するアンゴラの政府機関である。
Angorascom Telecomunicacoesは詳細が不明で、アンゴラの登記当局にも情報が反映されていないが、エジプトのOrascom Investment Holdingの子会社との情報が出ている。
Angola Telecomの通信設備を利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)として新規参入する可能性が伝えられている。
Orascom Investment Holdingはアフリカの国々を含めた世界各地で移動体通信事業者を新規に立ち上げた経験があり、Angola Telecomの携帯通信サービスの新規参入に協力する可能性もある。
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