マレーシアのMaxisがサブブランドのookyoを廃止、Hotlinkに統合
- 2019年11月25日
- 海外携帯電話
マレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるMaxisはサブブランドのookyoを廃止することが分かった。
2020年1月21日を効力発生日としてookyoをHotlinkに統合すると明らかにした。
ookyoは2017年9月に完全なデジタルサブブランドとして提供を開始した。
実店舗は保有せずにすべての手続きをookyoのアプリケーションで完結させるほか、特定のサービスはデータ通信を無制限で利用できる特典を用意していた。
しかし、データ通信を無制限で利用できる恩恵を受けるためにはookyoのアプリケーションをインストールし、同時に設定されるVPNを有効化して使用する必要があった。
また、ookyoのアプリケーションは対応機種がOSにAndroidを採用した端末のみ限られた。
支払方式はプリペイドであるが、月額料金をあらかじめ登録したクレジットカードもしくはデビットカードから毎月自動的に引き落とす方式のみで、必要に応じて任意のタイミングでチャージおよびプランを購入できる従来のプリペイドのような使い方はできなかった。
様々な不便が存在することや、さらにVPNが切断される事象など不具合も発生した影響で加入者は伸び悩み、最終的に2年強で廃止を余儀なくされた。
MaxisはメインブランドのMaxisのほかに、サブブランドとしてHotlinkも展開しており、苦戦したookyoは廃止してHotlinkに統合する。
ookyoは2019年11月21日をもって新規加入を停止しており、既存の加入者は2020年1月21日より自動的にHotlinkのHotlink REDプランに切り替わる。
Hotlinkに切り替えて使用を継続する場合、Hotlink RED Welcomeオファーとして提供する特典を受けられる。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。