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Motorola ATRIX 4G (MB860)レビュー ディスプレイ編



この記事ではMotorola ATRIX 4G (以下、MB860)のディスプレイのレビューを行う。
比較対象は手元にあるSony Ericsson Xperia X10 (以下、SO-01B)とする。
一部の画像はフルサイズで表示させる必要があるため、一部の画像のリンク先はtwitpicになっている。
twitpicでは“There was an error loading this page, please try again.”と表示される場合もあるが、その場合は再読み込みをしてもらいたい。
左がMB860で、右がSO-01B。
壁紙は同じ画像を用いているが、これだけでも発色の違いが分かる。
筐体はMB860の方が2.2mmも薄いせいか、並べて撮影するとMB860の方が少し画面が小さく見えるかもしれないが、ディスプレイサイズはどちらも約4.0インチである。
SO-01Bの時間が1分だけ進んでいるのはスルーしておいてもらいたい。
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次の画像が壁紙に使用している画像である。
まぁ、気が向いたら壁紙にでも使ってくれw
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SO-01Bは青白く発色しているのに対して、MB860は忠実に発色している印象だ。
因みに、画面の明るさは最も明るく設定している。
ついでに、端末の背面も。
個人的には、MB860のリアカバーのテクスチャは気に入っている。
AT&Tロゴをコインで削るかどうか思案中。
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この記事では、ディスプレイの明るさを、電源管理ウィジェットを用いて設定することにした。
明るさは3段階で、“暗”“中”“明”と呼称することにする。
ディスプレイの発色や明るさを比べてみる。
まずは、正面から見たところである。
左がMB860で、右がSO-01B。
暗所で、画面の明るさは暗。
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暗所で、画面の明るさは中。
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暗所で、画面の明るさは明。
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撮影に使用したカメラの性能が悪かったせいか、いずれも桃色が青味を帯びてしまっている。
画面が暗いと青味を帯びてしまう感じである。
画面の明るさを同じ段階に設定しても、SO-01BよりMB860の方が明るくなっている。
ディスプレイの明るさは、レインボーの部分よりも黒色の部分を見て判断した方が良いでしょう。
次は、斜めの角度から。
左がMB860で、右がSO-01B。
暗所で、画面の明るさは暗。
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暗所で、画面の明るさは中。
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暗所で、画面の明るさは明。
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SO-01Bは一番明るくすると色が白っぽくなってしまっている印象だ。
MB860は斜めから見た時と正面から見た時の色に大きな違いもなく視野角が広いことが分かる。
因みに、明るさと視野角の比較には次の画像を使用した。
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次は発色を比べてみることにする。
左がMB860で、右がSO-01B。
暗所での比較。
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明所での比較。
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暗所での比較で、左からMB860、PC、SO-01B。
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MB860はSO-01BよりもPCと発色が近い。
明所での比較にはCCDカメラを用いたので、発色に関しては一番忠実に再現されていると思う。
MB860はクリアな色で、SO-01Bは全体的に白っぽい感じだ。
次の画像が比較に使った画像であるが、MB860の方がしっかりと発色出来ているようだ。
最大同時発色数はMB860が16777216色でSO-01Bが65536色なので、その差が出たということでしょうか。
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次に、ブラウザ周りの解像度感等を見てみることにする。
MB860とSO-01Bはいずれもブラウザの設定はText sizeがTiny、Default zoomがMediumと設定しておいた。
ブラウザを開いて、ズームをしない状態でのスクリーンキャプチャ。
解像度はMB860がQHD(540*960)で、SO-01BがFWVGA(480*854)。
解像度ですぐに分かるが、左がMB860で右がSO-01B。
左のサイドバーを見れば分かるが、情報表示量が異なることが分かる。
流石に、このサイズでは読めない…
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ダブルタップズームで拡大したところ。
これくらいのサイズなら読める。
こちらも左のサイドバーを見ると、情報表示量が異なることが分かる。
解像度が高いと、1画面当たりの情報表示量も多くなる。
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次は横画面でブラウザ表示。
上がMB860で、下がSO-01B。
横画面の場合は、ダブルタップズームで拡大しなくても読めるサイズだ。
左のサイドバーやバナーを見ると、情報表示量の違いが分かる。
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QHDはFWVGAに比べて情報表示量が多いのは、スペック表で比べるだけでも分かる。
だが、MB860はサブピクセルの配列がRGBストライプではなくPenTile RGBWとなっているのだ。
RGBストライプはR(赤)とG(緑)とB(青)の3つのサブピクセルで1ピクセルを構成している。
PenTile RGBWはRとGとBに白(W)を加えて、RG又はBWの2つのサブピクセルで1ピクセルを構成する。
PenTile RGBWはサブピクセルの数が少ないため、RGBストライプに比べて解像感が劣ると言われている。
実際の見え方はどうなのか比べてみるとことにする。
当ブログの記事一覧を表示した状態。
左がMB860で、右がSO-01B。
文字サイズはほぼ同じである。
MB860は閲覧済みページが多くて文字が紫色になっている部分も多いので、文字の色の違いはスルーしておいてもらいたい。
ブログのバックグラウンドカラーはPCと同じなので、PCから見ればどちらの発色が忠実か分かるでしょう。
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正面から見てみる。
斜めから見ても正面から見ても、SO-01Bの方が青白い発色になってしまっている。
発色の話はさておき、ここからは解像感の話。
どのように見えるかは、画像を見てもらえば分かるでしょう。
PenTile RGBWは解像感が劣ると言われているが、解像度がQHDもあるとドットピッチも狭くてPenTile RGBWであることも分かりにくい。
文字は潰れておらず、しっかりと読める。
MB860は中華フォントなのでフォントはあまり好まれないかもしれないが、文字表示に問題はない。
新しい記事のNEW!という部分を見ると、MB860の発色に少し違和感を感じる。
黄や黄緑といった色を表示して、近くでじっくり見ると少し違和感を感じる時もある。
この辺りは、PenTile RGBWを採用しているせいかもしれない。
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次の二枚の画像が、同じ記事をMB860とSO-01Bで表示したところである。
MB860で表示したところ。
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SO-01Bで表示したところ。
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記事のタイトルの部分を見ると、MB860はバックグラウンドの輪郭がギザギザで文字も少し読みにくいように感じる。
これはPenTile RGBWを採用したせいだろう。
まぁ、ここまで拡大しなければ気にならないのではあるが…
文字サイズはほぼ同じサイズで表示しているのであるが、1行当たりの文字数はMB860の方が多くなっている。
どちらもかなり小さな文字を表示しているので、文字が潰れてしまっている部分が見られる。
いずれも読めるレベルではあるが。
本文の文字表示では、QHDの力を出しているように感じる。
端末の“端”や発売の“発”は明らかにQHDの端末の方がハッキリとしている。
特に“端”はQHDの方がハッキリしているのが分かりやすい。
小さな文字表示ではPenTile RGBWでもQHDの方が有利と言えるかもしれない。
次は、Mapsの航空写真で南草津駅周辺を表示させたところだ。
左がMB860で、右がSO-01B。
文字表示もそれなりに小さいが、PenTile RGBWであることは全く気にならない。
それよりも、SO-01Bの画面の暗さが気になるところだ。
明るさはどちらも一番明るく設定しているのに…
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まぁ、こんな感じで比べてみた。
PenTile RGBWは色によっては表示が苦手な部分もあるが、基本的にはあまり気にならなかったし、むしろ小さな文字は読みやすかった。
小さな文字が読みやすいことや1画面当たりの情報表示量が多いことは、QHDの恩恵を受けているということでしょう。
ここで疑問なのは、MotorolaがPenTile RGBWを採用した理由だ。
まず、考えられるのがコスト削減のためだ。
PenTile RGBWはRGBストライプより製造コストが掛からないと言われている。
製造コスト削減を重視するのであれば、QHDを採用せずに従来のFWVGAでも良かったのではないかと思ったりもした。
PenTile RGBWを採用してまでも、QHDにしたのはスペック表での数字を気にしたせいだろうか。
まぁ、それもありそうだが、Motorolaは以前にもPenTile RGBWの液晶を採用していたことがあった。
OSにWindowsMobile 6.5.3 Professionalを採用した業務用スマートフォンMotorola ES400が約3.0インチVGA(480*640)でPenTile RGBW液晶を採用していた。
製品仕様にはわざわざ“PenTile テクノロジによって、通常のディスプレイの半分の消費電力で2倍の輝度を実現”とも記載されていた。
解像度がQHDになるとドットピッチも小さくなってPenTile RGBWでも分かりにくくなるので、消費電力が少なくて高輝度でコストも抑えられるPenTile RGBWを採用したのでしょうか。
MB860のディスプレイがSO-01Bよりも全体的に明るく感じたのは、PenTile RGBWを採用しているからなのかもしれない。
個人的には、PenTile RGBWは特に気にならないし、動作もサクサクで使っていて快適なので満足している。
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