比ISMがDito CMEに社名変更へ、中国電信と合弁で第3のMNOとして新規参入
- 2019年12月18日
- 海外携帯電話
フィリピンのISM Communications Corporationは社名をDito CME Holdingsに変更すると発表した。
当初は社名をUdenna Holdings Corporationに変更する計画を発表していたが、当初の計画を変更して新たな社名はDito CME Holdingsとする。
フィリピンのDito Telecommunity Corporationを中心とした傘下の事業会社を統括する持株会社としての立場を明確化する狙いがある。
また、ISM Communications CorporationはフィリピンのUdenna Corporationを完全子会社化、フィリピンのUdenna Communications Media and Entertainment Holdingsを完全子会社化、登記上の本店所在地をマニラ首都圏マカティ市に位置するPBCom Towerの2階からマニラ首都圏タギッグ市に位置するUdenna Towerの29階に移転することも決まっている。
ISM Communications CorporationはDito Telecommunityを通じて移動体通信事業者(MNO)として新規参入する計画で、すでにDito Telecommunityが移動体通信事業の免許を取得している。
Dito Telecommunityに対する持分比率はUdenna Corporationが35%、Chelsea Logistics Holdingsが25%、中国のChina Telecommunications (中国電信集団)が40%となる。
Udenna CorporationはISM Communications Corporationの完全子会社となる予定で、Chelsea Logistics HoldingsはISM Communications Corporationの子会社で持分比率は70%であるため、ISM Communications Corporationは間接的にDito Telecommunityの52.5%を所有する。
フィリピンで第3の移動体通信事業者として新規参入する計画で、まずは第4世代移動通信システム(4G)としてLTE方式を導入し、さらに第5世代移動通信システム(5G)としてNR方式も導入する見通し。
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