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タイのAISが2019年Q3の業績を発表



タイのAdvanced Info Service (AIS)は2019年第3四半期の業績を発表した。

2019年第3四半期の連結売上高は前年同期比6.2%増の447億3,291万5,000タイバーツ(約1,610億円)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比29.4%増の88億45万4,000タイバーツ(約317億円)となった。

前年同期比で増収増益を達成したことになる。

連結売上高のうち移動体通信分野は83%を占めている。

Advanced Info Serviceの業績報告における事業分野区分を基準とすると、移動体通信分野がAdvanced Info Serviceにとって最大の事業となっている。

2019年第3四半期末の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数はポストペイド契約が900万件、プリペイド契約が3,260万件、ポストペイド契約とプリペイド契約の合計は4,160万件である。

また、移動体通信サービスの加入件数のうち、ポストペイド契約の比率は21.6%、プリペイド契約の比率は78.4%であり、プリペイド契約が8割近くと圧倒的多数を占める。

1回線あたりの月間平均データ通信量はポストペイド契約が16.2GB、プリペイド契約が10.5GB、ポストペイド契約とプリペイド契約の合計が12.1GB、月間平均音声通話時間はポストペイド契約が225分、プリペイド契約が82分、ポストペイド契約とプリペイド契約の合計が113分となった。

四半期ベースでは増減する場合もあるが、長期的にはデータ通信量は増大傾向にあり、音声通話の需要は縮小傾向にある。

2019年第3四半期におけるタイバーツ(THB)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が569タイバーツ(約2,048円)、プリペイド契約が179タイバーツ(約644円)、ポストペイド契約とプリペイド契約の合計が263タイバーツ(約946円)となった。

なお、Advanced Info Serviceの移動体通信事業は子会社のAdvanced Wireless Network (AWN)を通じて手掛ける。

Advanced Wireless Networkはタイで最大手の移動体通信事業者(MNO)となり、Advanced Info Serviceによる持分比率は99.99%となっている。

Advanced Info Service

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