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インドのJio、加入件数でインド最大の携帯電話事業者に



インドの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するインド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India:TRAI)は2019年11月における電気通信分野の統計資料を公表した。

インドにおける2019年11月19日時点の移動体通信サービスの加入件数が判明している。

移動体通信サービスの加入件数はアーバンエリアでは前月19日の約6億6,292万件から減少して約6億4,733万件、ルーラルエリアでは前月19日の約5億2,048万件から減少して約5億726万件となった。

合計では前月19日の約11億8,340万件から約11億5,459万件に減少した。

前月19日からは減少したが、月単位では増減を繰り返しており、数ヶ月単位では大きな変動はない。

また、2019年11月末時点の移動体通信事業者(MNO)別の占有率も公開されている。

1位がReliance Jio Infocomm Limitedで約32.04%、2位がVodafone Idea Limitedで約29.12%、3位がBharti Airtel Limitedで約28.35%、4位がBharat Sanchar Nigam Limited (BSNL)で約10.19%、5位がMahanagar Telephone Nigam Limited (MTNL)で約0.29%、6位がReliance Communications Ltdで約0.001%となった。

すべての移動体通信事業者のうち国有企業が2社で約10.49%、ほかの民間企業が約89.51%である。

国有企業はBharat Sanchar Nigam LimitedとMahanagar Telephone Nigam Limitedの2社で、それぞれ営業の対象区域が異なり、相互にローミングを受け入れる。

移動体通信事業者別で最大の純増はReliance Jio Infocomm Limitedの5,608,668件、最大の純減はVodafone Idea Limitedの36,419,365件となっている。

これまで、集計方法によりReliance Jio Infocomm Limitedがインドで1位と算出される場合もあったが、インド電気通信規制庁の統一された基準では2019年11月に初めて1位となり、加入件数を基準に正真正銘のインドで最大の移動体通信事業者と言える。

Reliance Jio Infocomm Limitedは2016年9月5日に移動体通信サービスを商用化しており、新規参入から3年強でトップに上り詰めた。

インド電気通信規制庁

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