国際向けSamsung Galaxy S20 Ultra 5GとなるSM-G988B/DSがFCC通過、越尼伯で製造

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韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「SM-G988B/DS」が2020年1月28日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission：以下、FCC)を通過した。

FCC IDはA3LSMG988B。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 1900(B2/B25)/1700(B4/B66)/850(B5)/ 800(B26)/700(B12/B13/B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。

未発表端末の型番となり、これまでに伝えられている情報からSamsung Galaxy S20 Ultra 5Gの型番のひとつとなる見込み。

型番規則から米州を除く国際向けのSamsung Galaxy S20 Ultra 5Gとなることが有力である。

SIMカードはデュアルSIMに対応するが、共通のハードウェアでソフトウェアを変更したシングルSIM版も用意される。

FCCではスペックの一部が公開されており、通信方式はNR (FDD) 2600(n7)/2100(n1)/1800(n3)/ 900(n8)/850(n5)/700(n28) MHz, NR (TDD) 3700(n77)/3500(n78)/2300(n40) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4/B66)/ 1500(B32)/900(B8)/850(B5)/ 800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用できる。

電池パックの型番はEB-BG988ABYである。

製造者はベトナムのSamsung Electronics Viet Nam Thai Nguyen、インドネシアのSamsung Electronics Indonesia、ブラジルのSamsung Eletronica da Amazoniaと記載されている。

いずれもSamsung Electronicsの子会社で、各社がベトナム、インドネシア、ブラジルで運営する工場において製造を行う。

Samsung Electronicsは基本的に一部の国向けを除いてベトナムの工場で製造するが、インドネシア向けはインドネシア、ブラジル向けはブラジルの工場で製造を行うため、インドネシアやブラジルにも投入する計画と分かる。

ラベルは電磁的表示の電子ラベルを採用し、FCCでは電子ラベルとその表示方法が公開されている。

なお、Samsung Electronicsは2020年2月11日に米国のカリフォルニア州サンフランシスコでSamsung Galaxy Unpacked 2020を開催することが決まっている。

Samsung Galaxy Unpacked 2020ではSamsung Galaxy S20 Ultra 5Gを含めたSamsung Galaxy S20シリーズのスマートフォンなどを発表する計画で、Samsung Galaxy S20シリーズのスマートフォンとしてはSamsung Galaxy S20 Ultra 5Gが最上位となる模様である。

FCC