楽天モバイルが富山県で基地局を開設、東名阪エリア以外では初
- 2020年01月30日
- Rakuten-総合
移動体通信事業者(MNO)として新規参入するRakuten Mobile (楽天モバイル)は富山県で基地局を開設したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページではRakuten Mobileが開設した基地局数および設置場所を確認できる。
開設から電波利用ホームページで反映されるまで多少の時間を要する場合もあるが、Rakuten Mobileは2019年1月29日までに富山県富山市で2局の基地局を開設した。
通信方式はLTE (FDD)方式の1.8GHz帯(Band 3)で、帯域幅は5MHz幅で電波の送出が可能である。
これまで、Rakuten Mobileは近畿総合通信局管内、関東総合通信局管内、東海総合通信局管内のいわゆる東名阪エリアで3,000局を超える基地局を開設しているが、北陸総合通信局管内では初めての基地局の開設となり、また東名阪エリア以外でも初めてとなる。
すでに東名阪エリア以外でも日本各地で基地局の建設を進めていることが分かっており、順次開局して電波利用ホームページにも反映されると思われる。
Rakuten Mobileは移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスを楽天回線と呼称している。
楽天回線は商用化に先立ち無料サポータープログラムとして対象者を限定して試験的に無料で提供しており、2020年4月に商用化する計画である。
商用化に向けて東名阪エリア以外でも基地局を順次開局する見通し。
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