エリクソンのMWC Barcelona 2020不参加にGSMAが声明、大きな影響を与える可能性も
- 2020年02月10日
- 海外携帯電話
携帯電話の業界団体でMWC Barcelona 2020の主催者であるGSM Association (GSMA)はスウェーデンのEricssonがMWC Barcelona 2020への参加を中止した件に関して声明を発表した。
GSM Associationはエコシステムの重要な企業であるEricssonが参加を中止したことについて遺憾の意を表するとともに、Ericssonの決定を尊重すると述べた。
EricssonがMWC Barcelona 2021には全面的に参加する方針を示し、またMWC Barcelona 2021の再予約率の傾向が依然として高いことには安堵しているという。
ただ、EricssonがMWC Barcelona 2020への参加を中止した現状にはいくつかの影響を与えており、今後より大きな影響を与える可能性があると思われるとの見解を示している。
想定されるより大きな影響に関してはさらなる言及はない。
GSM Associationはコネクティビティが新しい産業革命の中心にある重要な時期に業界を集めることは非常に重要で、政府、関連省庁、政策立案者、事業者、業界のリーダーを通じた産業全般へのサポートがこれまで以上に重要との立場を示した。
また、GSM AssociationはMWC Barcelona 2020の出展者、出席者、スタッフの健康と安全が最も重要であるため、影響を引き続き監視および評価する方針である。
関係当局の勧告には従う方針で、早期にスペインに到着して自己隔離の時間を確保または参加者を欧州の代表者に置き換える案を提示するほか、マスクを十分に供給するなどの積極的な措置を講じて安心を与えるという。
2020年2月9日時点ではMWC Barcelona 2020はスペインのバルセロナで2020年2月24日から2020年2月27日まで当初の計画通りに開催する予定である。
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