楽天モバイル、5Gサービスを6月に開始
- 2020年03月03日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は2020年6月に第5世代移動通信システム(5G)を商用化すると改めて明らかにした。
Rakuten Mobileは2020年4月8日に移動体通信事業者(MNO)として提供する楽天回線を商用化する予定で、楽天回線では2020年6月に5Gを導入する計画である。
Rakuten Mobileが総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)に申請した5Gの基地局に係る開設計画ではサービスの提供の開始は2020年6月と定めており、その計画通りに2020年6月に5Gサービスを開始することになる。
なお、2020年4月8日の楽天回線を商用化する当初は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式のみを運用する。
LTE方式の周波数は1.8GHz帯を使用し、LTE BandはBand 3となる。
Rakuten Mobileは5G向けの周波数として総務省よりサブ6GHz帯の3.7GHz帯とミリ波(mmWave)の28GHz帯の割当を受けており、3.7GHz帯と28GHz帯を使用して5Gネットワークの整備を進める。
5Gの通信方式はNR方式の導入が確定しており、NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn77、28GHz帯がFR2のn257となることが分かっている。
また、NR方式のアンテナ統合型無線装置は3.7GHz帯がNEC Corporation (日本電気)、28GHz帯が米国のAirspan Networksから調達する模様である。
日本国内ではRakuten Mobileに先立ち、NTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)、SoftBankが2020年3月下旬より5Gサービスを順次開始する見込み。
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