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台湾のFar EasTone、5G通信機器ベンダにEricssonを選定



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるFar EasTone Telecommunications (遠傳電信)は第5世代移動通信システム(5G)の通信機器をスウェーデンのEricssonから調達することが分かった。

Ericssonはプレスリリースを通じてFar EasTone Telecommunicationsより5Gの通信機器ベンダとして選定されたことを公式に発表した。

Far EasTone TelecommunicationsはEricssonの製品およびソリューションを使用して5Gを導入することになるという。

EricssonはFar EasTone Telecommunicationsに通信設備を納入した実績が豊富で、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式ではEricssonのみがFar EasTone Telecommunicationsに主要な通信設備を納入しているため、その時点で5GのNR方式でもEricssonが通信設備を納入することは決定的となっていた。

引き続きFar EasTone TelecommunicationsはEricssonと協力してネットワークの強化を図る。

Far EasTone Telecommunicationsは5G向け周波数としてサブ6GHz帯の3.5GHz帯とミリ波(mmWave)の28GHz帯を取得している。

3.5GHz帯は3340~3420MHzの80MHz幅、28GHz帯は28500~28900MHzの400MHz幅を保有するが、まずは3.5GHz帯を使用して2020年夏頃に5Gサービスの提供を開始する計画である。

NR Bandは3.5GHz帯がFR1のn78で、28GHz帯がFR2のn257となる見込み。

なお、Far EasTone TelecommunicationsにはNTT DOCOMOが資本参加しており、NTT DOCOMOによる持分比率は4.7%となっている。

Ericsson

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