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富士通がローカル5Gの免許を取得、全国初



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の関東総合通信局はFUJITSU (富士通)に対してローカル5Gの無線局免許を2020年3月27日付けで付与したと発表した。

ローカル5Gの無線局の設置場所は神奈川県川崎市で、使用する周波数はミリ波(mmWave)の28GHz帯である。

具体的な周波数範囲は28200~28300MHzの100MHz幅となる。

関東総合通信局はFUJITSUに対して2020年2月18日付けでローカル5Gの無線局予備免許を付与していたが、工事完了後の電波法第10条に基づく落成検査により電波法令の基準への適合が認められたため、2020年3月27日付けで無線局免許の付与に至ったという。

これまでに、FUJITSUは神奈川県川崎市の富士通新川崎テクノロジースクエアにローカル5Gの無線局を設置し、ローカル5Gネットワークシステムの検証を進める計画を明らかにしている。

2020年春には顧客やパートナー企業とローカル5Gを活用したユースケースを実証する場として富士通新川崎テクノロジースクエアにFUJITSU コラボレーションラボを開設する。

ローカル5Gを活用して多地点カメラとAI技術を活用した映像解析によるセキュリティシステムも運用する計画である。

また、ほかのFUJITSUの事業所や工場、FUJITSUのグループ会社でもローカル5Gの免許を順次申請し、製造業をはじめとした様々な業種の顧客の業務革新に向けて、ローカル5Gのネットワーク構築および最適な活用を支援する方針という。

ローカル5Gは地域の需要や多様な産業分野の個別の需要に応じて、様々な主体が地域限定で柔軟に構築して利用できる第5世代移動通信システム(5G)で、まずは28GHz帯の100MHz幅を使用したローカル5Gの制度が整備された。

関東総合通信局によるとローカル5Gの無線局免許を付与した事例はFUJITSUに対する無線局免許の付与が日本全国で初めてという。

総務省

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