タイのdtacが2020年Q1の業績を発表
- 2020年06月29日
- 海外携帯電話
dtacのブランドで事業を展開するタイのTotal Access Communicationは2020年第1四半期の業績を発表した。
2020年3月31日に終了した3ヶ月間となる2020年第1四半期の連結売上高は前年同期比3.3%増の200億7,500万タイバーツ(約661億9,409万円)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比15.7%増の15億100万タイバーツ(約49億5,192万円)となった。
前年同期比で増収増益を達成したことになる。
Total Access Communicationの主要事業は移動体通信事業で、子会社のdtac TriNetを通じて移動体通信事業を手掛ける。
dtac TriNetに対するTotal Access Communicationの持分比率は99.99%となっている。
2020年第1四半期末時点の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数はポストペイド契約が前年同期比0.6%減の615万5,000件、プリペイド契約が前年同期比7.3%減の1,347万件、合計が前年同期比5.3%減の1,962万5,000件である。
移動体通信サービスの加入件数のうち、ポストペイド契約の比率は31.4%となり、プリペイド契約の比率は68.6%と引き続き7割近い状況に変わりない。
2020年第1四半期におけるタイバーツ(THB)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が前年同期比0.5%増の543タイバーツ(約1,791円)、プリペイド契約が前年同期比0.9%減の134タイバーツ(約442円)、総合が前年同期比4.7%増の258タイバーツ(約851円)となった。
MOU (1回線当たり月間平均通話時間)は前年同期比4.0%減の121分となっている。
なお、Total Access CommunicationはノルウェーのTelenorの子会社で、Telenorによる経済的持分は間接的に65.02%である。
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