ベトナムのビンスマート、ピニンファリーナと提携して新型スマホを発売へ
- 2020年05月05日
- Android関連
ベトナムのVingrouipの子会社で同国のVinSmart research and manufactureは自動車などのデザインで実績が豊富なイタリアのPininfarinaと戦略的協力協定を締結したと発表した。
VinSmart research and manufactureは戦略的協力協定に基づき、Pininfarinaがデザインを手掛けるトレンディなデザインのスマートフォンを2020年中に発売する計画である。
上品かつ洗練された美しさをVinSmart research and manufactureの卓越した品質およびパフォーマンスと融合させるという。
その他の詳細なスペックや具体的な発売時期などは確定していない。
VingroupとしてはPininfarinaとの提携は初めてではなく、Vingroupの子会社で同国の自動車メーカーであるVINFAST Trading and Productionが2018年にパリモーターショー2018で展示したVinFast Lux SA2.0 (SUV)およびVinFast Lux A2.0 (Sedan)のデザインで提携した実績がある。
VinFast Lux SA2.0 (SUV)およびVinFast Lux A2.0 (Sedan)はパリモーターショー2018におけるVingroupおよびVINFAST Trading and Productionの評判に貢献したとのことで、この偉業の再現を狙うと説明している。
VinSmart research and manufactureはVsmartのブランド名でスマートフォンをはじめとする携帯端末などの開発、製造、販売などを手掛けており、携帯端末の製造はベトナム国内で運営する工場で行う。
2018年12月に最初のスマートフォンを発表しており、ベトナムでは最初のスマートフォンを発売してから15ヶ月で販売台数を基準として占有率は16.7%に達した。
ベトナムでは引き続き韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)と中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)がそれぞれ1位と2位を維持しているが、VinSmart research and manufactureはSamsung ElectronicsとGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsに次ぐ3位となった。
Samsung ElectronicsおよびGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは成長が鈍化傾向であるため、VinSmart research and manufactureはSamsung ElectronicsおよびGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsとの差を縮小している。
VinSmart research and manufactureは国際展開も強化しており、ベトナムのほかにアジアおよび欧州の複数の国でスマートフォンの販売を行う。
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