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ポーランドのPlusが5Gサービスを開始、ポーランド初の5Gに



ポーランドの移動体通信事業者(MNO)でPlusとして展開するPolkomtelは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2020年5月11日よりNR方式に準拠した5Gサービスの提供を開始している。

まずはポーランドの首都・ワルシャワ、グダニスク、カトヴィツェ、ウッチ、ポズナン、シュチェチン、ヴロツワフの7都市の一部で5Gサービスを利用できる。

NR方式の基地局はスウェーデンのEricssonより調達しており、5Gサービスを商用化した時点では7都市の合計で100局を設置したという。

次の段階ではワルシャワ全土とその周辺の地域で600局以上を設置する計画である。

NR方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用している。

5Gサービスに対応した端末としては3機種のスマートフォンと1機種の据置型無線LANルータを用意しており、スマートフォンは中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI Mate Xs、HUAWEI P40、HUAWEI P40 Pro、据置型無線LANルータは中国のZTE (中興通訊)製のZTE MC801を取り扱う。

ポーランドでは同国の政府機関で電気通信分野の規制を司る電子通信局(Office of Electronic Communications)が5G向けに3.5GHz帯の割当を計画しているが、今般の状況が影響して3.5GHz帯の割当を延期した。

そのため、Polkomtelはすでに保有する2.5GHz帯の50MHz幅を使用してNR方式を導入しており、NR Bandはn41となる。

NR方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用しており、E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を実装してNR方式とLTE方式の同時通信で利用できる。

帯域幅が50MHz幅と限定的であるため、下りの通信速度は600Mbps程度にとどまる。

これまでに、ポーランドで5Gサービスを商用化した移動体通信事業者はなく、ポーランドで最初に5Gサービスを導入した移動体通信事業者がPolkomtelとなった。

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