トリプルカメラを搭載した5GスマホHONOR X10を発表、約2.9万円から
- 2020年05月20日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「HONOR X10 (荣耀X10)」を発表した。
HONORブランドで第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 10を採用している。
独自ユーザインターフェースとしてMagic UI 3.1.1を導入する。
チップセットは64bit対応のHUAWEI Kirin 820となる。
CPUはオクタコアで、シングルコアの2.36GHz、トリプルコアの2.22GHz、クアッドコアの1.84GHzで構成される。
ディスプレイはリフレッシュレートが最大90Hzの約6.63インチFHD+(1080*2400)IPS液晶を搭載し、画素密度は397ppiである。
カメラはリアにメインの約4000万画素CMOSイメージセンサ、超広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサ、マクロレンズの約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約1600万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (FDD) 2100(n1)/1800(n3) MHz, NR (TDD) 4500(n79)/3700(n77)/3500(n78)/ 2600(n38)/2500(n41) MHz, NR (SUL) 2100(n84)/1800(n80) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B26) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
一部のNR Bandは周波数範囲が限定されており、n77は3300~4200MHzのうち3300~3800MHz、n41は2496~2690MHzのうち2515~2675MHzを使える。
NR方式はスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなる。
通信速度はSA構成で下り最大2.34Gbps/上り最大600Mbps、NSA構成でE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を適用してNR方式とLTE方式の同時通信時は下り最大2.94Gbps/上り最大675Mbpsに達する。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
Bluetooth 5.1および無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)にも対応する。
システムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージの容量が64GBのモデル(以下、6GB+64GBモデル)、システムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(以下、6GB+128GBモデル)、システムメモリの容量が8GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(以下、8GB+128GBモデル)が用意される。
外部メモリはNano SIM (4FF)サイズと共通サイズのNM cardを利用できる。
電池パックは内蔵式で、容量は4300mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
カラーバリエーションは探速黒、競速藍、光速銀、燃力橙の4色展開である。
中国で2020年5月26日の10時8分(中国標準時)に発売することが決まっている。
価格は6GB+64GBモデルが1,899人民元(約29,000円)、6GB+128GBモデルが2,199人民元(約33,000円)、8GB+128GBモデルが2,399人民元(約36,000円)に設定されている。
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