台湾の遠傳電信がSony Xperia 1 IIを発売へ、遠傳電信の5Gに対応
- 2020年06月01日
- Android関連
台湾の移動体通信事業者(MNO)であるFar EasTone Telecommunications (遠傳電信)はSony Mobile Communications製のスマートフォン「Sony Xperia 1 II (XQ-AT52)」を発売する計画を明らかにした。
Sony Xperia 1 IIは台湾向けに発表されていないが、Far EasTone Telecommunicationsは第5世代移動通信システム(5G)の商用化に先立ち5Gに対応するスマートフォンや料金プランを案内するページを開設し、5Gに対応するスマートフォンとしてSony Xperia 1 IIを掲載している。
Far EasTone Telecommunicationsは5Gを利用できるポストペイドプラン向けにSony Xperia 1 IIを取り扱い、24ヶ月、30ヶ月、36ヶ月の定期契約が必要となる。
月額料金は近いうちに公開する計画で、台湾向けにSony Xperia 1 IIを発表後に公開する可能性が高い。
Far EasTone Telecommunicationsは5Gサービスを商用化していないが、指定のFar EasTone Telecommunicationsの料金プランに加入することを前提として、5Gサービスの提供を開始すればSony Xperia 1 IIで利用できる。
すでにFar EasTone Telecommunicationsは5G向け周波数を確保しており、スウェーデンのEricssonより基地局を調達した5Gネットワークの構築を進めている。
5G向け周波数としてはサブ6GHz帯で3.5GHz帯の80MHz幅、ミリ波(mmWave)で28GHz帯の400MHz幅を確保しているが、まずは3.5GHz帯を使用して2020年夏頃に5Gサービスを商用化する計画である。
NR Bandは3.5GHz帯がFR1のn78で、28GHz帯がFR2のn257となる可能性が高い。
Sony Xperia 1 IIは28GHz帯には非対応となるため、3.5GHz帯のみに対応することになる。
なお、Sony Mobile Communicationsは2020年6月4日に台湾でSony Xperia 1 IIの発表会を開催する。
台湾におけるSony Xperia 1 IIの販路、発売日、価格など詳細は2020年6月4日に公表する見込み。
Far EasTone Telecommunications
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