楽天モバイル、Galaxy A7の対応周波数を修正
- 2020年06月10日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Galaxy A7」の対応周波数を修正した。
当初より対応周波数はLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 850(B5)/800(B18/B19/B26) MHz, LTE (TDD) 3500(B42) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzと案内していたが、このうちLTE (TDD) 3500(B42) MHzは非対応のため削除したという。
Rakuten Mobileは移動体通信事業者(MNO)として携帯通信サービスを提供しており、日本国内ではRakuten Mobileが自ら整備した楽天回線のほか、ローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が整備したパートナー回線をローミングで使える。
楽天回線はLTE (FDD) 1800(B3) MHzを使用しており、パートナー回線は基本的にLTE (FDD) 800(B18/B26) MHzとなる。
なお、パートナー回線はLTE (FDD) 800(B18/B26) MHzのほかに、LTE (FDD) 800(B18/B26) MHzをプライマリのコンポーネント・キャリアとするキャリアアグリゲーション(CA)を適用してほかの周波数も使用できるが、Galaxy A7の場合はキャリアアグリゲーションに非対応であるため、日本国内でRakuten Mobileの携帯通信サービスを利用する場合はLTE (TDD) 3500(B42) MHzに非対応でも問題はない。
日本国外ではLTE (TDD) 3500(B42) MHzを使用する通信事業者は極めて少なく、LTE (TDD) 3500(B42) MHzを使用する通信事業者は固定通信用途が大半で携帯通信用途は極めて限定的と思われるため、Rakuten Mobileの携帯通信サービスで国際ローミングを利用する場合もLTE (TDD) 3500(B42) MHzが非対応でも問題はないと考えられる。
Rakuten Mobileの携帯通信サービスを利用するうえでLTE (TDD) 3500(B42) MHzに非対応でも問題ないとはいえ、Rakuten Mobileはこれまでにも公式ウェブサイト上で対応周波数や通信速度に誤表記が多く、これからは正確な情報を提供するように努めていただきたい。
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