シャープがSnapdragon 690 5Gを搭載したスマホを発売へ、次期AQUOS senseか
- 2020年06月17日
- Android関連
SHARPは米国のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesが開発したQualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platformを搭載したスマートフォンを発売することが分かった。
Qualcomm TechnologiesはQualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platformの発表と同時にQualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platformを採用するOEMおよびODMの一部を公表しており、その中にSHARPが含まれている。
具体的な時期こそ示していないが、SHARPがQualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platformを搭載したスマートフォンを発売することは確定したと言える。
Qualcomm Snapdragon 690 5G Mobile PlatformはQualcomm Snapdragon 6シリーズで最初の第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したチップセットである。
主に中低価格帯のスマートフォンを中心とした携帯端末向けのチップセットとなるため、中低価格帯の5Gに対応したスマートフォンで採用する可能性が高い。
SHARPが展開する中低価格帯のスマートフォンとしてはSHARP AQUOS senseシリーズが挙げられ、これまでにSHARP AQUOS senseではQualcomm Snapdragon 4シリーズやQualcomm Snapdragon 6シリーズのチップセットを採用している。
そのため、SHARP AQUOS senseシリーズの次期機種でQualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platformを採用する可能性は十分に想定できる。
SHARPのほかに中国を拠点とする香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)の完全子会社で米国のMotorola Mobility、中国を拠点とする英領ケイマン諸島のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)、Nokiaのブランドを冠した携帯端末を展開するフィンランドのHMD Global、韓国のLG Electronics、中国のWingtech Technology (聞泰科技)もQualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platformを搭載したスマートフォンを開発するという。
Qualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platformを搭載した最初の商用の携帯端末は2020年後半に発売される予定であることが分かっている。
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