レバノンのAlfaが一部店舗の営業を再開
- 2020年06月22日
- 海外携帯電話
レバノンの移動体通信事業者(MNO)でAlfaとして展開するMobile Interim Company 1 (MIC1)は2020年6月22日より一部の店舗の営業を再開したと明らかにした。
Mobile Interim Company 1はAlfa Storeとしてレバノン全土でAlfaの店舗を展開しているが、2020年3月16日よりすべてのAlfa Storeを閉鎖していた。
レバノンでは2020年3月15日に開催した緊急閣議で2020年3月15日から総動員の発動を決定し、公共機関および民間の大半の施設を閉鎖するとともに、国民には原則として自宅待機を要請しており、すべてのAlfa Storeの閉鎖も余儀なくされた。
なお、Alfa Storeの閉鎖の期間中はスマートフォン向け公式アプリケーションおよびSNSなどオンラインでサポートを提供している。
当初は総動員の期限が2020年3月29日に設定されていたが、2020年4月12日まで、2020年4月26日まで、2020年5月10日まで、2020年5月24日まで、2020年6月7日まで、2020年7月5日までとこれまでに6回の延長が実施されている。
ただ、2020年7月5日の期限を待たずに2020年6月14日から行動制限を条件付きで緩和しており、さらに2020年6月21日からは一部の商業施設などで業務を再開した。
このようなレバノンの状況を受けて、Mobile Interim Company 1は2店舗のAlfa Storeでは2020年6月22日より営業を再開しており、営業を再開したAlfa Storeは首都・ベイルートの近郊に位置するデクワネーとジュベイル(ビブロス)の店舗である。
なお、デクワネーのAlfa StoreはMobile Interim Company 1の本社に併設されており、筆者自身も訪問したことがある。
中東のイスラム教徒が多い国家では金曜日と土曜日が休日となる場合も多いが、レバノンは土曜日と日曜日が休日となる。
従来よりデクワネーとジュベイルのAlfa Storeは日曜日が休業日であるため、2020年6月21日以降の最初の平日である2020年6月22日より営業を再開することになった。
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ベイルート近郊のデクワネーに所在するAlfa Store
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