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楽天モバイル、北海道で5G基地局の免許を取得



Rakuten Mobile (楽天モバイル)は総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の北海道総合通信局より第5世代移動通信システム(5G)の無線局免許を取得したことが分かった。

総務省が運営する電波利用ホームページで公開された情報によると、Rakuten Mobileは2020年6月19日付けで8局の5Gの無線局免許を取得したことを確認できる。

無線局の種別はすべて基地局で、周波数は4局がサブ6GHz帯の3.7GHz帯、4局がミリ波(mmWave)の28GHz帯である。

送受信所は3.7GHz帯と28GHz帯いずれも北海道札幌市中央区が1局ずつ、札幌市白石区が3局ずつとなっている。

なお、3.7GHz帯は中心周波数が3850MHzで帯域幅が100MHzのため、3800~3900MHzで運用が可能で、28GHz帯は中心周波数が27150MHzで帯域幅が100MHz幅となり、27100~27200MHzで運用できる。

3.7GHz帯はRakuten Mobileが5G向けに割当を受けたすべての周波数範囲を使用するが、28GHz帯はRakuten Mobileが5G向けに割当を受けた27000~27400MHzの400MHz幅のうち100MHz幅を使用することが分かる。

これまでに、Rakuten Mobileは2020年3月に東京都で5Gの無線局免許を取得しており、有効な無線局免許は3.7GHz帯が東京都江東区で1局、Rakuten Mobileの本社が所在する東京都世田谷区で4局、28GHz帯が江東区で2局となっている。

Rakuten Mobileが総務省に提出した開設計画によると、2020年6月に3.7GHz帯と28GHz帯を使用して5Gサービスを商用化する計画を示していたが、約3ヶ月の延期の見通しを発表しており、延期後の計画では2020年9月頃に5Gサービスを商用化する見込み。

5Gの通信方式はNR方式を導入することが確定しており、NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn77、28GHz帯がFR2のn257となることも確定している。

5Gサービスの商用化に先立ち、2020年6月18日からは5Gサービスに対応する予定のスマートフォンの販売も開始した。

総務省 電波利用ホームページ

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