HTCブランドの新型スマホHTC Wildfire E ultra/ lite/ starを準備中
- 2020年07月11日
- Android関連
香港特別行政区のFortune Ship International Industrial (財富之舟國際実業)はスマートフォン「HTC Wildfire E ultra」、「HTC Wildfire E lite」、「HTC Wildfire E star」を準備していることが分かった。
3機種とも2020年7月1日付けでBluetooth SIGの認証を通過しており、存在が判明している。
Bluetoothモジュールのバージョンは4.2。
いずれも未発表のスマートフォンである。
Bluetooth SIGの認証では製品名の項目にHTC Smart Phoneと記載されているが、申請者は台湾のHTC (宏達国際電子)ではない。
Fortune Ship International Industrialが申請者であるため、HTCの製品ではなく、HTCが所有する商標を利用して展開するFortune Ship Internationalの製品になると考えられる。
これまでに、Fortune Ship InternationalはHTCとブランドライセンス契約を締結し、独立国家共同体(Commonwealth of Independent States：CIS)、メキシコ、コロンビア、ペルー、チリでHTCが所有するHTCおよびHTC Wildfireの商標を利用してスマートフォンを販売する権利を保有している。
なお、独立国家共同体にはロシア、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、モルドバ、タジキスタン、トルクメニスタン、ウクライナ、ウズベキスタンが含まれる。
すでにFortune Ship Internationalはロシア、メキシコ、コロンビア、ペルー、チリでHTC Wildfireシリーズのスマートフォンを展開しており、新機種として3機種を準備していると思われる。
Fortune Ship Internationalの製品として展開するHTC Wildfireシリーズのスマートフォンは基本的にHTCの関与はブランドのみとなり、設計開発、製造、販売、サポートなどでHTCが関与することはない。
製造は基本的にFortune Ship International Industrialの系列企業である中国のGuizhou Fortuneship Technology (貴州財富之舟科技)が保有する工場で行うと思われる。
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