中国聯通がChina Unicom 5G CPE VN007を発売、UNISOC V510を採用
- 2020年07月18日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Unicom (中国聯通)として事業を行うChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)は中国のUnicom Vsens Telecommunications (聯通華盛通信)製の据置型無線LANルータ「China Unicom 5G CPE VN007」を発売した。
China United Network Communicationsが提供する第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠した5Gサービスを利用できる据置型無線LANルータである。
通信モデムは中国のUNISOC TECHNOLOGIES (北京紫光展鋭科技)が開発したUNISOC V510を搭載する。
通信方式はNR/LTE方式に対応している。
NR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなる。
周波数はサブ6GHz帯に対応しており、通信速度の理論値は下り最大2.3Gbps/上り最大1.15Gbpsである。
SA構成ではNR方式で音声通話を実現するVoNR (Voice over NR)の利用が可能で、据置型電話を接続すると音声通話を利用できる。
SIMカードは物理的なMicro SIM (3FF)サイズのSIMカードに加えてeSIMにも対応している。
無線LAN (2.4GHz/5GHz)にも対応しており、無線LANは360度をカバーする。
China United Network Communicationsの完全子会社で端末関連事業を担当するUnicom Vsens Telecommunicationsを通じて開発しており、製造は中国のGuangzhou Tozed Kangwei Intelligent Technology (広州通則康威智能科技)が行う。
カラーバリエーションは白色の1色展開となっている。
2020年7月15日より中国全土のChina United Network Communicationsの取扱店を通じて販売を開始している。
価格は999人民元(約15,000円)に設定されている。
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