LGエレクトロニクスがミッドレンジの5GスマホLM-Q920Nを準備中
- 2020年07月23日
- Android関連
韓国のLG Electronics製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「LM-Q920N」が2020年7月22日付けで韓国の国立電波研究院(NATIONAL RADIO RESEARCH AGENCY:RRA)の認証を通過した。
認定番号はR-C-LGE-MCQ920N。
モバイルネットワークはNR/LTE/W-CDMA方式で認証を受けている。
機器名称は5G NR 移動通信用 無線設備の機器(3.5 GHz)(陸上移動局の送受信装置)と記載されており、3.5GHz帯のNR方式に対応した携帯端末であることが分かる。
なお、NR方式は第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために3GPP (3rd Generation Partnership Project)で規定された通信方式である。
韓国では5G向け周波数としてサブ6GHz帯の3.5GHz帯およびミリ波(mmWave)の28GHz帯を移動体通信事業者(MNO)各社に対して割当しているが、韓国の移動体通信事業者各社は先行して3.5GHz帯でNR方式に準拠した5Gサービスを提供しており、NR BandはFR1のn78を採用する。
韓国の移動体通信事業者としてはSK Telecom、KT Corporation、LG U+として展開するLG Uplusが5Gサービスを商用化している。
LM-Q920Nは未発表端末の型番である。
型番規則からLG Qシリーズのスマートフォンとなることが分かっており、製品名の候補としてはLG Q91などが挙げられる。
これまでに、ミッドレンジのLG Qシリーズでは5Gに対応したスマートフォンを発売しておらず、LG Qシリーズで最初の5Gに対応したスマートフォンとなる見込み。
国立電波研究院の認証では製造国がベトナムと記載されている。
ベトナムではLG Electronicsの子会社でベトナムのLG Electronics Vietnam Hai Phongがハイフォン市に所在する工場でスマートフォンを製造しており、製造国がベトナムであればLG Electronics Vietnam Hai Phongの工場で製造すると考えられる。
韓国で携帯端末などを発売するために必要な国立電波研究院の認証を通過したため、韓国で発売することは決定的となっている。
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