iPhone 12シリーズの発売は遅れる見込み、Appleが認める

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米国のAppleはiPhoneの次期機種に関して発売が遅れる見込みであることを明らかにした。

Appleは2020年6月27日に終了した3ヶ月間となる2020会計年度第3四半期(2020年第2四半期)の業績を発表しており、業績の発表後に実施した電話会議でAppleの最高財務責任者が言及した。

Appleの最高財務責任者は「ご存知のように昨年(2019年)9月下旬にiPhone(の新機種)の販売を開始したが、今年(2020年)は数週間後に供給すると見込まれる。」と説明している。

したがって、2020年秋に発売すると期待されるiPhoneの次期機種は2020年9月下旬には発売されないことが決定的となった。

2020年9月下旬から数週間の遅れとなるならば、発売時期は早くとも2020年10月上旬となる見込み。

これまで、秋に発売したiPhoneは2012年より9月後半に発売してきた。

Apple iPhone 5は2012年9月21日、Apple iPhone 5sおよびApple iPhone 5cは2013年9月20日、Apple iPhone 6およびApple iPhone 6 Plusは2014年9月19日、Apple iPhone 6sおよびApple iPhone 6s Plusは2015年9月25日、Apple iPhone 7およびApple iPhone 7 Plusは2016年9月16日、Apple iPhone 8およびApple iPhone 8 Plusは2017年9月22日、Apple iPhone XSおよびApple iPhone XS Maxは2018年9月21日、Apple iPhone 11、Apple iPhone 11 Pro、Apple iPhone 11 Pro Maxは2019年9月20日に発売しており、2012年以降は概ね9月20日前後に発売してきたことが分かる。

iPhoneの次期機種はApple iPhone 12シリーズとして予想されており、第5世代移動通信システム(5G)にも対応すると期待されている。

Apple iPhone 12シリーズには4種類が存在するとの見方が有力視されており、Apple iPhone 12、Apple iPhone 12 Max、Apple iPhone 12 Pro、Apple iPhone 12 Pro Maxを発売する可能性がある。

ディスプレイはすべて有機ELを採用する模様で、サイズはApple iPhone 12が約5.4インチ、Apple iPhone 12 MaxとApple iPhone 12 Proが約6.1インチ、Apple iPhone 12 Pro Maxが約6.7インチになるとの情報が伝えられている。

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