ASUS ZenFone 7 (ZS670KS)と思われるASUS_I002DがNCCを通過
- 2020年08月03日
- Android関連
台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「ASUS_I002D」が2020年7月9日付けで台湾の国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証を通過した。
認定番号はCCAM204G0090T0。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1800(III)/900(VIII) MHz, GSM 900 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯の利用も可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。
ASUS_I002Dは未発表端末の型番である。
無線LAN IEEE 802.11axにも対応することから、ハイスペックなスマートフォンとなる可能性が高い。
ASUSTeK ComputerはハイスペックなスマートフォンとしてASUS ZenFone 7を開発していることが分かっており、ASUS_I002DはASUS ZenFone 7の型番に該当すると思われる。
国家通訊伝播委員会の認証ではZS670KSの製品型番も記載されているため、ASUS ZenFone 7 (ZS670KS)として発表される見込み。
これまでに、米国のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm TechnologiesがASUS ZenFone 7の存在を明らかにしており、Qualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformの発表に関するプレスリリースでASUS ZenFone 7がQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを採用することを発表した。
同じくQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを採用することが発表されていたASUSTeK Computer製のROG Phone 3ではROG Phone 3 Strix Editionを除いて上位版のQualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platformを採用したため、ASUS ZenFone 7はQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile PlatformまたはQualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platformを採用すると思われる。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式では国家通訊伝播委員会の認証を受けていないが、実際はNR方式に対応する可能性が高い。
国家通訊伝播委員会の認証ではNR方式を追加して認証を受ける事例が多いため、ASUS_I002Dも同様と思われる。
また、台湾で携帯端末などを正規販売するためには国家通訊伝播委員会の認証を取得する必要があり、国家通訊伝播委員会の認証を取得したASUS_I002Dは台湾で発売することは決定的となった。
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