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韓国のLG Uplusが2020年Q2の業績を発表、5Gは約180万件に



韓国の移動体通信事業者(MNO)でLG U+として展開するLG Uplusは2020年第2四半期の業績を発表した。

2020年6月30日に終了した3ヶ月間となる2020年第2四半期の連結売上高は前年同期比5.1%増の3兆2,726億韓国ウォン(約2,914億441万円)、EBITDAは前年同期比27.4%増の8,286億韓国ウォン(約737億8,161万円)、EBITDAマージンは前年同期比1.2ポイント増の24.7%、当期純利益は前年同期比52.9%増の1,506億韓国ウォン(約134億998万円)となった。

業績の発表に伴いセグメントおよび事業別の業績も公表されている。

消費者携帯通信の無線事業の売上高は前年同期比3.7%増の1兆4,246億韓国ウォン(約1,268億5,611万円)で、消費者携帯通信の無線事業は全体の43.5%を占めることになる。

LG Uplusの業績報告におけるセグメントおよび事業区分を基準とすれば、LG Uplusにとって最大のセグメントは消費者携帯通信、最大の事業は無線事業と分かる。

なお、LG Uplusの業績報告におけるセグメント区分は消費者携帯通信、消費者スマートホーム、電話、企業インフラストラクチャに分けられ、消費者携帯通信のセグメントは無線事業のひとつの事業で構成する。

LG Uplusはセグメントおよび事業区分を再編したが、消費者携帯通信および無線事業とは関係ない。

また、2020年第2四半期末時点の事業データも公表されている。

移動体通信サービスの加入件数は前年同期比7.9%増の1,585万9,000件に増加した。

移動体通信サービスの加入件数のうち第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用できる5G契約の加入件数は前年同期比360.9%増の178万5,000件で、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を利用できるLTE契約の加入件数は前年同期比0.3%減の1,361万3,000件となり、移動体通信サービスの加入件数で占める比率はそれぞれ11.3%と85.8%である。

5G契約の加入率は2020年第2四半期に初めて10%を超えたことになる。

2020年第2四半期の韓国ウォン(KRW)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比2.2%減の30,480韓国ウォン(約2,714円)、LG Uplusのネットワークを利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)を含めたARPUは前年同期比3.1%減の29,180韓国ウォン(約2,598円)となった。

なお、LG UplusはLG Groupの企業で、LG Groupの中核企業である韓国のLG Corp.が筆頭株主となっている。

LG Uplusに対するLG Corp.の持分比率は30.6%である。

LG Uplus

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