富士通製のドコモ向けLTE(Xi)対応スマートフォンFMP89-BACURAが技適通過!!

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総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2011年5月に通過した端末が公示された。
NTT docomo向けのFUJITSU製LTE/W-CDMA端末「FMP89-BACURA」が2011/05/18付けでTELECを通過していることが判明した。
FMP89-BACURAは下記の無線種別で通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備の無線種別はLTE用陸上移動局に該当するので、LTE方式の通信に対応していることが分かる。
モバイルネットワークはLTE Band I, W-CDMA(HSDPA) Band I/VI/IXで通過している。
LTE Band IはNTT docomoがLTEサービスXiで使用している周波数である。
NTT docomo向けの端末なのでFOMAプラスエリア(W-CDMA Band VI)に対応していることは当然であるが、東名阪バンド(W-CDMA Band IX)にも対応している。
モバイルネットワーク以外では、Bluetoothや無線LANの周波数で通過している。
無線LANの対応周波数は2.4GHz帯のみとなっているので、無線LAN通信はIEEE 802.11 b/g/nに対応すると思われる。
FMP89-BACURAはメーカー型番で、キャリア型番はF-0xDとなる。
W-CDMA Band XIXに対応していないので、フィーチャーフォンではなくスマートフォンになると思われる。
富士通はNTT docomo向けにLTE対応のスマートフォンやタブレット型端末を投入する予定なので、LTE対応のスマートフォンがFMP89-BACURAとなりそうである。
LTEに対応した富士通製のスマートフォンはOSにAndroid 2.3.x Gingerbread Versionを採用するみたいだ。
因みに、LTEに対応した富士通製のタブレット型端末はキャリア型番がF-01Dとなる予定で、OSにはAndroid 3.x Honeycomb Versionを採用する。
F-01Dは2.4GHz帯だけではなく5.xGHz帯での無線LAN通信にも対応するようだ。
これまでNTT docomo向けにハイスペックなフィーチャーフォンを投入し続けていた富士通は、スマートフォンもハイスペックな端末を投入してくる模様だ。
秋以降に登場してくる端末がとても楽しみなところである。

・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm