シャープ製の未発表スマホがFCC通過、ソフトバンク向けA002SHか
- 2020年08月25日
- SoftBank-SHARP
SoftBank向けと思われるSHARP製のLTE/W-CDMA/GSM端末「HRO00287」が2020年8月24日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはAPYHRO00287。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/1900(B2)/1700(B4)/ 850(B5)/700(B12/B17) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
HRO00287は未発表端末のメーカー型番である。
機器名称はSmart phoneと記載されており、スマートフォンとなることが分かる。
その他の詳細な情報は公開されていない。
ただ、FCCで認証を受けた国際ローミング向けと思われるモバイルネットワークの周波数を考慮すると、SoftBank向けの可能性が高いと考えられる。
これまでより、SoftBank向けのスマートフォンは国際ローミング用としてLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV) MHzに対応した機種が多いため、SoftBankブランドまたはY!mobileブランドのいずれかで展開すると思われる。
SoftBank側の型番は不明であるが、順当にA002SHに該当すると推測している。
なお、SoftBank向けのスマートフォンはauを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けのスマートフォンとハードウェアを共通化している事例が増加傾向にある。
また、Rakuten Mobile (楽天モバイル)向けやSIMロックフリーのスマートフォンともハードウェアを共通化した事例まで見られるため、ほかの型番とハードウェアを共通化している可能性も十分に想定できる。
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