2画面回転スマホLG WINGの価格を公開、10月上旬に発売へ

韓国のLG Electronicsはスマートフォン「LG WING」の価格を発表した。

発表当初より案内している通りに、まずは韓国でLG WINGを発売することが決定しており、韓国では価格が1,098,900韓国ウォン(約99,000円)に決定したという。

韓国では移動体通信事業者(MNO)と自給制で販売を行い、移動体通信事業者はLG U+として展開するLG Uplus、KT Corporation、SK Telecomが取り扱う。

LG ElectronicsはLG WINGの価格設定に関して、これまでに韓国で発売された一般的なフォームファクタではないスマートフォンとしては最も安価な水準と説明している。

なお、LG Electronicsの基準では一般的なフォームファクタではないスマートフォンについては、デュアルディスプレイやフォルダブルなどマルチタスクのために拡張できるディスプレイを採用したスマートフォンを意味するという。

過去に折り畳み式のフィーチャーフォンと同じ形状を採用したスマートフォンも発売したが、これは含まれない模様である。

LG WINGの発売時期に関して、発表当初の時点では韓国で2020年10月に発売すると案内していたが、少し詳細に情報を更新しており、韓国では2020年10月初めに発売する予定という。

具体的な発売日は確定しておらず、発売日は確定次第発表する見込み。

また、韓国で発売後は北米や欧州などで順次発売する計画であるが、北米や欧州などにおける価格や発売時期は案内していない。

LG WINGはLG Electronicsがプレミアムスマートフォンとして展開するフラッグシップのスマートフォンである。

デュアルディスプレイを採用しており、メインディスプレイ側を回転するとサブディスプレイが出現する構造を適用した。

メインディスプレイはFullVisionと呼ばれる約6.8インチFHD+(1080*2460)有機ELで、サブディスプレイは約3.9インチで解像度が1080*1240の有機ELを搭載している。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式にも対応し、LG Uplus、KT Corporation、SK Telecomが提供するNR方式に準拠した5Gサービスを利用できる。

カラーバリエーションはAurora GrayとIllusion Skyの2色を用意している。

コメントを投稿するにはログインしてください。