楽天モバイル、iOS 14のiPhone SE (第2世代)で一部機能を使えない可能性
- 2020年09月28日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は米国のApple製のスマートフォン「Apple iPhone SE (第2世代)」に関してiOS 14へのアップデートを適用すると一部の機能が使えない可能性があることを明らかにした。
2020年9月25日付けで重要な案内として掲載している。
Appleが日本時間を基準に2020年9月17日より提供を開始したiOS 14へのアップデートを適用したApple iPhone SE (第2世代)において、Rakuten Mobileが移動体通信事業者(MNO)として提供する楽天回線を使用できるRakuten UN-LIMITの一部機能を利用できない可能性があるという。
そのため、Apple iPhone SE (第2世代)でRakuten UN-LIMITを継続して利用する場合は、iOS 14へのアップデートは実施を控えるよう求めている。
利用できなくなる可能性がある機能は発信元が固定電話または海外のRakuten Linkによる着信通話、発信元がほかの通信事業者や固定電話および海外の通常の着信通話となっている。
iOS 14へのアップデートを適用した場合でも、Apple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XR、Apple iPhone 11、Apple iPhone 11 Pro、Apple iPhone 11 Pro MaxではRakuten Linkによる着信通話および通常の着信通話の問題は確認されていないという。
なお、Rakuten MobileはApple iPhone SE (第2世代)に関してOSのバージョンがiOS 13.4.1の状態で動作確認を実施しており、その結果を対応状況としてRakuten Mobileの公式ウェブサイトに掲載している。
データ通信、通話、SMS (楽天回線)は利用できるが、SMS (パートナー回線)、APN自動設定、接続回線の自動切替、ETWS、緊急通話時などの高度な位置情報測位は利用できないことが分かっている。
また、iOS向けRakuten Linkの対応機種にはApple iPhone SE (第2世代)も掲載されている。
ただ、公式な楽天回線の対応製品以外はRakuten Mobileの動作保証対象外で、対応状況で利用できると案内する機能の場合でもOSやソフトウェアのアップデートなどで機能の利用が制限される場合があることは当初より案内していた。
Apple iPhone SE (第2世代)の事例を考慮すると、公式な楽天回線の対応製品以外で利用する場合は、OSやソフトウェアのアップデートはすぐに適用しない方が無難と言える。
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