NTTドコモ向けタブレットdtab Compact (ELF-8605L)がFCC通過、レノボ製に
- 2020年09月29日
- docomo-Lenovo
NTT DOCOMO向けの中国のLenovo (Shanghai) Electronics Technology (聯想(上海)電子科技)製のLTE/W-CDMA端末「ELF-8605L」が2020年9月28日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはO57ELF8605L。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 850(B5) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHzで認証を受けている。
なお、FCCで認証を受けた周波数は基本的に国際ローミング用に対応する周波数である。
ほかにBluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
FCCではメーカー型番で認証を受けているが、FCCで公開された資料には設備名称の項目にはdtab Compact、ブランド名称の項目にはNTT docomoと記載されている。
そのため、NTT DOCOMOがdtab Compactの新機種として準備していると推測できる。
最終的なNTT DOCOMOの型番は不明であるが、2020年8月28日にはdtab d-41Aを発売しているため、順当にd-42Aとなる可能性が高く、NTT DOCOMOよりdtab Compact d-42Aとして発表される見込み。
dtabシリーズはNTT DOCOMOが展開するタブレットである。
これまで、dtabシリーズのタブレットはdtab d-41Aを除いて中国のHuawei Technologies (華為技術)が製造を担当してきたが、dtab d-41Aでは初めてSHARPが製造を担当した。
NTT DOCOMOが新たに準備しているdtab CompactはFCCの認証の申請者であるLenovo (Shanghai) Electronics Technologyが新たに製造を担当することが分かる。
Lenovo (Shanghai) Electronics Technologyとしては初めてNTT DOCOMO向けの携帯端末を製造することになる。
FCCではラベルや端末背面図などが公開されている。
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