FCNTが5Gスマホと思われるFMP181Lを準備中、ローカル5G用か
- 2020年10月25日
- Local 5G
FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)はスマートフォン「FMP181L」を準備していることが分かった。
FMP181LはBluetooth SIGの認証を2020年10月23日付け、Wi-Fi Allianceの認証を2020年10月9日付けで通過した。
Bluetoothモジュールのバージョンは5.1で、無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、無線LANの周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。
FMP181Lは未発表端末の型番である。
Bluetooth SIGおよびWi-Fi Allianceの認証で公開された情報からOSにAndroid 10を採用したスマートフォンと考えられる。
また、F-51Aと共通のBluetoothモジュールを採用しているため、F-51Aと近い仕様のスマートフォンとなる見込み。
F-51AはNTT DOCOMOよりarrows 5G F-51Aとして発表されており、NTT DOCOMOは2020年7月30日より日本全国のNTT DOCOMOの取扱店を通じてarrows 5G F-51Aの販売を開始している。
FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESはarrows 5G F-51Aと近い仕様の製品としてローカル5G対応スマートデバイスを発表しており、ローカル5G対応スマートデバイスの型番がFMP181Lに該当する可能性がある。
ローカル5G対応スマートデバイスはローカル5Gのネットワーク検証や実証実験向けに開発したスマートフォンタイプの携帯端末となっている。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなる。
周波数はローカル5G向けに割当した28GHz帯に加えて、ローカル5G向けに追加で割当する予定の4.5GHz帯および28GHz帯にも対応しており、NR Bandは4.5GHz帯がFR1のn79で、28GHz帯がFR2のn257である。
2020年10月末より提供を開始するため、発売に先立ち2020年10月上旬より複数の認証を順次通過したと思われる。
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