日本と同一型番のiPhone 12シリーズはグアムなどでも発売へ
- 2020年10月26日
- Apple関連
米国のAppleが開発したスマートフォン「iPhone 12」、「iPhone 12 mini」、「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」に関して日本およびカナダと同一の型番を米領グアムを含めた複数の地域でも発売することが分かった。
日本およびカナダで販売する型番はiPhone 12がA2402、iPhone 12 miniがA2398、iPhone 12 ProがA2406、iPhone 12 Pro MaxがA2410となっている。
発表当初は日本およびカナダで同一の型番を販売することが公表されていた。
Appleは公式ウェブサイトを更新しており、日本およびカナダと同一の型番を販売する国または地域として新たに米領グアム、米自治領プエルトリコ、米領ヴァージン諸島の3地域を追加した。
新たに追加した3地域はすべて米国の海外領土であるが、米国の特別区および州とは異なる型番を販売することになる。
過去の事例を考慮するとiPhoneを正規に取り扱う米領グアムの移動体通信事業者(MNO)は一部の移動体通信事業者を除いて米自治領北マリアナ諸島も事業の対象区域として一体で運営する。
そのため、Appleの公式ウェブサイトには記載されていないが、米自治領北マリアナ諸島でも日本およびカナダと同一の型番を販売すると思われる。
iPhone 12シリーズの4機種は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応しており、Appleは5Gを利用できる移動体通信事業者および仮想移動体通信事業者(MVNO)を案内している。
A2402、A2398、A2406、A2410を販売する国および地域では日本のNTT DOCOMO、au、SoftBank、カナダのBell Mobility、Rogers Communications Canada、TELUS Communications、米自治領プエルトリコのAT&T Mobility Puerto Rico、T-Mobile Puerto Rico、Sprintで5Gを利用できる。
なお、auはKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が提供し、SprintはT-Mobile Puerto Ricoの5Gを使用する。
NTT DOCOMOの完全子会社で米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島の移動体通信事業者であるDOCOMO PACIFICはiPhoneを正規に取り扱うため、iPhone 12シリーズも発売する計画と思われる。
NTT DOCOMOとDOCOMO PACIFICは同一の型番を取り扱うことになる見込みである。
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