Xiaomi、北極圏で最初のMi Storeを開設

中国を拠点とする英領ケイマン諸島のXiaomi Corporation (小米集団)は北極圏で最初のMi Storeを開設したことが分かった。

Xiaomi Corporationはロシア企業と提携してXiaomiのブランドを冠した正規代理店としてMi Storeをロシア全土で展開している。

ロシアの各都市でMi Storeの出店を進めているところで、新たに北極圏に位置するムルマンスク市でMi Storeを開設した。

ほかのMi Storeと同様にスマートフォンをはじめとしたXiaomi Corporationの子会社や関連会社の各種製品を展示および販売する。

なお、スマートフォンに関してはXiaomi Corporationの完全子会社で中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)が設計および開発を行う。

営業時間は10時(モスクワ標準時)から22時(同)で、Murmansk Mallの2階に入居している。

詳細な所在地など店舗の情報はXiaomi Corporationのロシア向け公式ウェブサイトで確認できる。

Xiaomi Corporationはロシア以外でもMi Storeまたはそれに相当する正規代理店を展開しているが、Mi Storeとしてはロシアを含めて世界で最北端に所在するほか、北極圏で最初に開設したMi Storeになるという。

ロシアではMi Storeのほかに認定代理店も展開しており、Mi Storeと認定代理店を合計した店舗数は151に達した。

また、すでにロシアで使用する11の標準時のうち10の標準時の地域でMi Storeおよび認定代理店を出店しているが、さらに出店を拡大する方針も示しており、2020年から数年間の間に新たに60店舗を新規に開設する計画である。

ロシアではスマートフォンの展開も積極的で、メインのXiaomiブランドのほかにRedmiブランドやPOCOブランドのスマートフォンも販売している。

ロシアでは中低価格帯のスマートフォンが主流であるため、Xiaomi Communications製のスマートフォンも中低価格帯の機種の人気が高いという。

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