米州向けにZTE Blade X1 5Gを準備中、au向けZTE a1 ZTG01と同等か
- 2020年11月08日
- Android関連
中国のZTE (中興通訊)製のNR/LTE端末「Z6750M」が2020年11月5日付けでGlobal Certification Forum (以下、GCF)の認証を通過した。
GCFではモバイルネットワークはLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/700(B12/B13) MHzで認証を受けている。
LTE DL Category 18に対応しており、通信速度は下り最大1.2Gbpsとなる。
Z6750Mは未発表端末の型番である。
GCFでは製品名がBlade X1 5Gと記載されているため、ZTE Blade X1 5Gとして発表される見込み。
すでにBluetooth SIGおよびWi-Fi Allianceの認証も通過しており、OSにAndroid 10を採用したスマートフォンで、Bluetooth 5.1および無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)に対応することが分かっている。
また、Bluetooth SIGおよびWi-Fi Allianceでは機器名称として5G NR Multi-Mode Mobile Phoneと記載されているため、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンとなることが確定している。
GCFではNR方式の認証を実施していないため、NR方式では認証を受けてない。
GCFで認証を受けた周波数から米州向け、特に北米または中米のいずれかで販売する可能性が高い。
また、GCFで認証を実施しているW-CDMA/GSM方式では認証を受けていないことから、W-CDMA/GSM方式には非対応となる見込みで、W-CDMA/GSM方式を運用していない移動体通信事業者(MNO)が取り扱うと考えられる。
詳細な仕様に関しては不明であるが、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)がauのラインナップで発売したZTE a1 ZTG01のメーカー型番がZ6750Kであるため、型番がZ6750MのZTE Blade X1 5GはZTE a1 ZTG01と近い仕様のスマートフォンになると思われる。
ZTE Blade X1 5GはZTE a1 ZTG01と同様にミッドレンジの5Gに対応したスマートフォンとして展開する見込みである。
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