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ベトナムのVNPT VinaPhone、5G試験サービスの免許を取得



ベトナムのVietnam Posts and Telecommunications Group (ベトナム郵便電気通信グループ:VNPT)の完全子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるVNPT VinaPhone Corporationは第5世代移動通信システム(5G)を試験的に提供するための免許を取得したと発表した。

Vietnam Posts and Telecommunications Groupのグループで携帯通信事業を担うVNPT VinaPhone Corporationはベトナムの政府機関で電気通信分野などの規制を管轄する情報通信省(Ministry of Information and Communications:MIC)より商用の携帯通信サービスで5Gを試験的に提供するための免許の交付を受けたという。

これにより、VNPT VinaPhone Corporationは商用の携帯通信サービスで5Gを試験的に提供できる。

ただ、条件が設定されており、首都・ハノイ市およびホーチミン市において合計で100局以下の規模で5Gの基地局を設置し、周波数はサブ6GHz帯の2.5GHz帯および3.5GHz帯の使用が認められている。

5Gの通信方式はNR方式で、NR Bandは2.5GHz帯がFR1のn41、3.5GHz帯がFR1のn78となる見込み。

5Gの基地局はハノイ市で50局、ホーチミン市で残りの50局を設置する計画で、2020年12月上旬より運用を開始する。

まずはハノイ市ホアンキエム区のホアンキエム湖周辺の歩行者通りで整備し、その後にハノイ市のハイバチュン区、ホーチミン市1区のサイゴン・ノートルダム大聖堂周辺およびグエンフエ通り、3区および10区の中心部の高トラヒックエリアで順次整備する計画である。

5,000人の加入者を対象として5Gを試験的に提供する計画で、正式な商用化までに携帯端末メーカーと調整して最適化も進めるという。

なお、5Gを正式に商用化する時期に関しては公表していない。

5Gの基地局のベンダも公表していないが、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式ではフィンランドのNokiaおよびスウェーデンのEricssonを採用しているため、5GでもNokiaおよびEricssonを採用すると思われる。

特にVNPT VinaPhone CorporationとNokiaは5Gの試験で協力しているため、少なくともNokiaを採用することは確実と予想できる。

VinaPhone

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