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KDDIおよび沖縄セルラー電話、auとUQ mobileの番号移行を円滑化



KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は両社が提供するauとUQ mobileの間で番号移行を円滑化すると発表した。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは日本政府による指摘も踏まえて、2021年2月以降にauとUQ mobileの間で番号移行する場合の手数料などを見直すと案内している。

見直しを実施する手数料には契約解除料、番号移行手数料、auの新規事務手数料、UQ mobileのSIMパッケージ料金が含まれる。

これまで、auとUQ mobileの間で番号移行する場合、移行元で契約解除料として最大で10,450円(税込)、番号移行手数料として3,300円(同)が発生し、さらに移行先でauでは新規事務手数料として3,300円(同)、UQ mobileではSIMパッケージ料金として3,300円(同)が発生していた。

いずれも2021年2月以降は店頭およびオンラインともに無料となる。

番号移行とはauとUQ mobileの間で利用中の電話番号を維持して移行することである。

地域ごとに連携するKDDIとOkinawa Cellular Telephoneは別会社で、KDDIとOkinawa Cellular Telephoneの間で契約先を変更する場合は番号ポータビリティ(MNP)の扱いとなるため、番号移行の対象には含まれない。

当面、契約解除料、番号移行手数料、auの新規事務手数料、UQ mobileのSIMパッケージ料金を一度請求するが、翌月以降の移行先の利用料金から割引を行う。

また、2021年夏以降にはauとUQ mobileの間で番号移行する場合の手続きを料金プランの変更と同様にシンプルな手続きに変更する予定で、詳細は改めて案内する予定である。

なお、2020年9月30日以前は沖縄県以外の日本全国ではKDDIがau、KDDIの連結子会社であるUQ CommunicationsがUQ mobileを提供し、沖縄県ではKDDIの連結子会社であるOkinawa Cellular Telephoneがau、Okinawa Cellular Telephoneの完全子会社であるUQ mobile Okinawa (UQモバイル沖縄)がUQ mobileを提供していた。

ただ、2020年10月1日を効力発生日として沖縄県以外の日本全国ではKDDIがUQ Communicationsより会社分割の方法でUQ mobileの事業を承継し、沖縄県ではOkinawa Cellular Telephoneを存続会社、UQ mobile Okinawaを消滅会社とする吸収合併を実施してOkinawa Cellular TelephoneがUQ mobileの事業を含めたUQ mobile Okinawaの権利義務の全部を承継した。

そのため、2020年10月1日以降はKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneがauとUQ mobileの両方を展開している。

KDDI

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