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au 5Gに対応したGalaxy A32 5G SCG08を準備中、FCCを通過



KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SCG08」が2020年12月16日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはA3LSMA326J。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 700(B12) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。

SCG08は未発表端末の型番である。

型番規則からKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けの第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンと分かる。

KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneはauとUQ mobileの携帯通信サービスを提供するが、auは5G、UQ mobileは第4世代移動通信システム(4G)で展開すると表明している。

そのため、5Gに対応したSCG08はauのラインナップで発売する見込みで、auの携帯通信サービスで提供するNR方式に準拠したau 5Gに対応することになる。

FCCでは様々な情報が公開されており、ハードウェアとしては通信方式はNR (FR1, FDD) 700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 800(B18)/700(B12/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzを利用できる。

LTE方式はLTE DL Category 16およびLTE UL Category 5に対応しており、LTE方式に限定した通信速度は下り最大1Gbps/上り最大75Mbpsとなる。

電池パックはEB-BA426ABYを採用しており、Samsung Galaxy A42 5Gと共通であるため、容量は5000mAhになると分かる。

FCCではラベルを表示したスクリーンショットも公開しており、Model nameはGalaxy A32 5Gと記載されているため、Galaxy A32 5G SCG08として発表される見込みである。

au版のSamsung Galaxy A32 5Gと考えられるが、Samsung Galaxy A32 5Gはグローバル向けにも発表されていない。

Samsung Electronicsが展開する5Gに対応したスマートフォンとしてはSamsung Galaxy A42 5Gが最も低価格であるが、Samsung Galaxy A32 5Gはさらに低価格となる見込みである。

製造はSamsung Electronicsの完全子会社でベトナムのSamsung Electronics Vietnamがベトナムのバクニン省で所有および運営する工場で行う。

FCC

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