KDDIと沖縄セルラー電話、auでオンライン専用の新料金プランを提供

KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)はauの携帯通信サービスでオンライン専用の新たな料金プランとしてpovoの提供を2021年3月より開始すると発表した。

povoはオンライン型携帯電話事業で幅広い知見と実績を有するシンガポールのCircles Asiaと協業し、オンラインで簡便な手続きなどによる先端のデジタル体験を提案するという。

月額料金は2,728円に設定されており、月間データ通信容量は20GBとなる。

データ通信量が20GBを超過した場合は当月末まで通信速度が最大1Mbpsに制限される。

通話料金は30秒当たり22円で、衛星船舶電話など通話料金が異なる一部の通話先が存在する。

専用のウェブサイトから申し込みを受け付け、申し込みの詳細は改めて案内するという。

キャリアメールには対応していない。

シンプルで柔軟性が高いプラン設計をコンセプトとしており、オンラインで自由に選択できる追加トッピングを用意している。

追加トッピングのラインナップと料金はデータ使い放題 24時間が24時間当たり220円、データ追加 1GBが1GB当たり550円、5分以内通話かけ放題が1ヶ月当たり550円、通話かけ放題が1ヶ月当たり1,650円となり、顧客の需要に応じて順次拡充する計画である。

データ使い放題 24時間はオンライン授業や会議など一時的に大容量のデータ通信が必要となる需要に応え、月に何度でも利用できる。

表記の金額はすべて税込となる。

オンラインで手続きを行う顧客の需要を踏まえ、受付拠点や提供するサービスを厳選して効率化を図ることで、求めやすい料金を実現したという。

当初は人口カバー率が99%超に達する第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を利用できるが、2021年夏には第5世代移動通信システム(5G)のNR方式にも対応する予定である。

具体的な時期は案内していないが、eSIMにも対応する予定と案内している。

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