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日本でTCL 10 Plusを発売へ、T782Pが技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

中国を拠点とする英領ケイマン諸島のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「T782P」が2020年12月24日付けでCertificate Technical Support Center (認証技術支援センター)を通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は018-200396。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 900(B8)/800(B18/B19/B26) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの周波数は2.4GHz帯に加えて5GHz帯にも対応しており、無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応すると思われる。

T782PはTCL 10 Plusの型番のひとつである。

すでにBluetooth SIGの認証を通過しており、製品名はTCL 10 Plusと記載されているため、TCL 10 Plusの型番のひとつと分かる。

なお、Bluetooth SIGの認証は2020年11月23日付けで通過し、Bluetooth 5.0に対応する。

TCL 10 Plusの型番のひとつであるT782Pが日本の認証である工事設計認証を通過したため、日本でTCL 10 Plusを発売するために準備を進めていると考えられる。

TCL 10 Plusはグローバル向けに発表されているミッドレンジのスマートフォンである。

アルバニアやサウジアラビアをはじめとした欧州と中東の複数の国ではすでに販売も開始している。

ただ、欧州と中東で販売するTCL 10 Plusの型番はT782Hであるため、日本向けには欧州や中東とは異なる型番のTCL 10 Plusを投入することになる。

日本ではFOXがTCL Communication Technology Holdings製のスマートフォンを正規代理店として展開していることから、FOXがTCL 10 PlusをSIMロックフリーのスマートフォンとして日本向けに発売すると思われる。


総務省 電波利用ホームページ

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