楽天モバイルがサービスエリアを更新、3月末と夏以降の予定を案内
- 2021年01月21日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として提供する携帯通信サービスのサービスエリアを更新したことが分かった。
Rakuten Mobileの公式ウェブサイトを通じて公開している移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスのサービスエリアについて、2021年1月20日付けで情報を更新しており、現在のエリア、2021年3月末までに拡大予定のエリア、2021年夏以降に拡大予定のエリアを確認できる。
日本各地でエリアを拡大しており、Rakuten Mobileの案内によると近畿地方では滋賀県野洲市、大阪府堺市東区、兵庫県姫路市および尼崎市、奈良県大和郡山市および桜井市が拡大エリアに含まれている。
前回は2020年12月24日付けで情報を更新したため、2021年に入って初めてサービスエリアを更新したことになる。
なお、2020年12月24日付けの更新では現在のエリア、2020年2月末までに拡大予定のエリア、2021年春以降に拡大予定のエリアを案内していた。
Rakuten Mobileが掲載している情報は更新日時点のデータをすぐに反映しているわけではなく、2020年12月24日付けの更新では2020年12月17日時点のデータ、2021年1月20日の更新では2021年1月7日時点のデータに基づきサービスエリアを作成および公開していることを留意しておきたい。
サービスエリアでは楽天回線およびパートナー回線のエリアを案内しており、Rakuten Mobileが自ら基地局を開設して整備するエリアは楽天回線となる。
第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式で整備したエリアを楽天回線のエリアとして表示している。
周波数は1.8GHz帯で、LTE BandはBand 3である。
楽天回線のエリアでも屋内や信号強度によってパートナー回線で通信する場合もあるという。
すでに第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入しているが、NR方式を利用できる場所は別にリストを公表しており、Rakuten Mobileの公式ウェブサイトでは2020年9月30日時点の情報を確認できる。
パートナー回線はRakuten Mobileがローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が基地局を開設して整備したエリアで、国内ローミングの対象地域であれば国内ローミングとして利用できる。
国内ローミングではLTE方式を利用することになり、周波数は基本が800MHz帯となる。
800MHz帯のLTE BandはBand 18またはBand 26となるが、Band 26を利用する場合は端末がMFBI (Multiple Frequency Band Indicator)にも対応している必要があり、Band 18またはBand 26を優先の搬送波とするキャリアアグリゲーション(CA)に対応した端末ではほかの周波数も利用できる場合がある。
一部の地域では国内ローミングを順次終了していることも分かっている。
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