スポンサーリンク

楽天モバイル向け5GスマホRakuten BIG s (3917JR)が技適を再通過、ミリ波も対応



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

Rakuten Mobile (楽天モバイル)向けの中国のYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen) (宇龍計算機通信科技(深圳))製のNR/LTE/W-CDMA端末「3917JR」が2020年11月13日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は003-200219。

モバイルネットワークはNR (FR1, TDD) 3700(n77) MHz, NR (FR2, TDD) 27000(n257) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 800(B18/B19/B26) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯に対応し、無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する見込み。

3917JRは未発表端末の型番である。

工事設計認証の通過は2度目となり、2020年10月9日に通過した1度目と比較してNR方式、LTE (TDD)方式、W-CDMA方式、Bluetooth、5GHz帯の無線LANを追加して再認証を受けたことになる。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応することが確定しており、NR方式はサブ6GHz帯のFR1に加えてミリ波(mmWave)のFR2も利用できる。

工事設計認証で通過した周波数範囲はn77が3400~4100MHz、n257が27000~29500MHzとなっている。

すでに3917JRはBluetooth SIGおよびWi-Fi Allianceの認証も通過しており、製品名がRakuten BIG sとなることが判明している。

Rakuten Mobileがオリジナルの製品として展開する5Gに対応した大型のスマートフォンとなる見込みである。

工事設計認証では英領ケイマン諸島のCoolpad Groupの完全子会社で中国のYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)が申請者であるため、Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)が製造すると考えられる。

なお、Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)としては初めて日本向けのスマートフォンを製造することになる。

総務省 電波利用ホームページ

スポンサーリンク

コメントを残す









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年10月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK