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NTTドコモ向けGalaxy S21 Ultra 5G SC-52BがFCC通過、対応バンドが判明



NTT DOCOMO向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-52B」が2021年2月23日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはA3LSMG998JPN。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 1700(B4)/850(B5)/700(B12/B13) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、超広帯域無線(Ultra-wideband:UWB)、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。

SC-52Bは未発表端末の型番である。

型番規則からNTT DOCOMO向けで第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応すると分かる。

FCCではSC-52Bに関する複数の情報が公開されている。

電池パックはEB-BG998ABYを搭載しており、Samsung Galaxy S21 Ultra 5G向けの電池パックとなる。

電池パックのほかにFCC IDからもSC-52BはNTT DOCOMO向けのSamsung Galaxy S21 Ultra 5Gに該当すると考えられる。

通信方式および対応周波数も公開されており、NR (FR1, TDD) 4500(n79)/3500(n78) MHz, NR (FR2, TDD) 28000(n257) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/1700(B4)/850(B5)/ 800(B19)/700(B12/B13/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2600(B38)/ 2500(B41)/2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzを利用できる。

製造場所としてはSamsung Electronicsが所有する慶尚北道亀尾市の工場、ベトナムのSamsung Electronics Vietnam Thai Nguyenが所有するタイグエン省イエンビン工業団地の工場が記載されている。

Samsung Electronicsの大半の日本向けスマートフォンの場合、試作機を韓国で製造し、製品版をベトナムで製造する傾向であるため、試作機の製造はSamsung Electronicsが行うが、製品版はSamsung Electronics Vietnam Thai Nguyenが製造すると思われる。

なお、Samsung Electronics Vietnam Thai NguyenはシンガポールのSamsung Asiaを通じて所有するSamsung Electronicsの完全子会社である。

SC-52BはGalaxy S21 Ultra 5G SC-52Bとして発表される見込みで、詳細な仕様や発売日などはNTT DOCOMOから発表されることになる。

FCC

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