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楽天モバイル、全都道府県で5G無線局免許を取得



Rakuten Mobile (楽天モバイル)はすべての都道府県で第5世代移動通信システム(5G)の無線局免許を取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページを通じてRakuten Mobileが取得した5Gの無線局免許の情報を確認できる。

Rakuten Mobileは最初の5Gの無線局免許を東京都江東区および世田谷区において2020年3月6日付けで取得しており、その後はほかの道府県でも5Gの無線局免許の取得を進めてきた。

2021年2月19日付けで鳥取県鳥取市および米子市で5Gの無線局免許を取得し、これに伴いすべての都道府県で少なくとも1局は5Gの無線局免許を取得したことになる。

楽天モバイルは総務省より5G向け周波数としてサブ6GHz帯の3.7GHz帯で100MHz幅、ミリ波(mmWave)の28GHz帯で400MHz幅の割当を受けており、3.7GHz帯および28GHz帯を使用して5Gを整備する。

2021年3月8日までに電波利用ホームページで確認できる情報としては、5Gの無線局免許は3.7GHz帯と28GHz帯を合計して2,455局を取得しており、このうち3.7GHz帯が1,072局、28GHz帯が1,383局となっている。

なお、28GHz帯はすべての都道府県で無線局免許を取得したが、3.7GHz帯は鳥取県以外の都道府県で無線局免許を取得したことを確認できる。

一般的に無線局免許を取得しても電波利用ホームページにはすぐに反映されず、電波利用ホームページに反映されるまで数日から数週間を要する場合があるため、鳥取県では3.7GHz帯の無線局免許を取得していないか、すでに取得して未反映のいずれかと考えられる。

Rakuten Mobileは2020年9月30日の15時30分に5Gを商用化した。

2020年9月30日の時点では北海道、埼玉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県に5Gのエリアが存在するが、2021年3月中にはすべての都道府県に5Gのエリアを構築する計画を公表している。

すべての都道府県で5Gのエリアを構築するために、2021年2月中旬までにすべての都道府県で5Gの無線局免許を取得したことが分かる。

5Gの無線方式はNR方式を採用しており、NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn77、28GHz帯がFR2のn257となる。

無線装置はn77がNEC Corporation (日本電気)製、n257が米国のAirspan Networks製である。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用しているが、2021年第2四半期には単独で動作するスタンドアローン(SA)構成を導入する計画も示している。

2021年3月8日までに5Gに対応したスマートフォンとしてはSHARP製のAQUOS R5G (SH-RM14)および中国のZTE (中興通訊)製のRakuten BIG (ZR01)を発売した。

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