SoftBankがミリ波対応のPocket WiFi 5G A004ZTを3月19日に発売、通信速度の情報も更新
- 2021年03月11日
- SoftBank-ZTE
SoftBankは中国のZTE (中興通訊)製のモバイル無線LANルータ「Pocket WiFi 5G A004ZT」を2021年3月19日に発売すると発表した。
発表当初は2021年3月下旬以降に発売する予定と案内し、具体的な発売日は決定していなかったが、発売日は2021年3月19日に決まった。
Pocket WiFi 5G A004ZTはSoftBankブランドのラインナップで展開する第5世代移動通信システム(5G)に対応したモバイル無線LANルータである。
ディスプレイは約2.4インチQVGA(320*240)液晶を搭載する。
通信方式はNR (FR1, FDD) 1800(n3)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77) MHz, NR (FR2, TDD) 28000(n257) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41/AXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII) MHzに対応している。
5GのNR方式はサブ6GHz帯の周波数で定義されるFR1のNR Bandに加えて、ミリ波(mmWave)の周波数で定義されるFR2のn257にも対応しており、SoftBankが発売する製品としては初めてn257に対応した製品となる。
n3およびn28は2021年4月以降にソフトウェアのアップデートを通じて対応する予定である。
通信速度は5Gで下り最大3.0Gbps/上り最大298Mbps、第4世代移動通信システム(4G)で下り最大838Mbps/上り最大46Mbpsに達する。
発表当初は5Gの下りの通信速度を公開していたが、発売日の決定に伴い通信速度の情報を更新しており、5Gの上りおよび4Gの通信速度も公開した。
なお、無線LANで接続時は下り最大881Mbpsとなり、USBケーブルで接続時に下り最大3.0Gbpsとなる。
下り最大3.0Gbpsは千葉県柏市増尾の一部で提供する予定で、上り最大298Mbpsは広島県広島市中区、福岡県福岡市博多区および中央区で提供する予定という。
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)も利用できる。
電池パックの容量は4100mAhとなっている。
カラーバリエーションはネイビーの1色展開となる。
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