au向けXperiaスマホ2機種にアップデート実施、5G対応バンドを追加
- 2021年03月26日
- KDDI-SONY
KDDIはSony Mobile Communications製のスマートフォン「Xperia 1 II SOG01」および「Xperia 5 II SOG02」に対してソフトウェアのアップデートの提供を開始したことを案内した。
Xperia 1 II SOG01およびXperia 5 II SOG02に対しては2021年3月25日よりソフトウェアのアップデートを提供している。
主な更新内容には第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアの拡大およびセキュリティの改善が含まれている。
端末単体もしくはパソコン接続によってソフトウェアのアップデートを適用できる。
いずれの方法でも目安の所要時間は約15分と案内しているが、通信環境などに応じて実際の所要時間は変動することを留意しておきたい。
OSのバージョンがAndroid 10の場合は先にAndroid 11へのバージョンアップを実施する必要がある。
大切なデータは必ずバックアップを取ってからソフトウェアのアップデートを適用するよう案内している。
また、ソフトウェアのアップデートは電池残量が十分な状態で、電波が強く安定した状態で移動せずに実施するよう求めている。
アップデートファイルの容量はXperia 1 II SOG01が約330MB、Xperia 5 II SOG02が約300MBとなっている。
正常にソフトウェアのアップデートが完了するとソフトウェアのビルド番号はいずれも58.1.C.3.86となり、ビルド番号は設定を起動してデバイス情報の項目から確認できる。
5Gの提供エリアの拡大に関してはXperia 1 II SOG01およびXperia 5 II SOG02で内容が異なる。
Xperia 1 II SOG01は4.0GHz帯、Xperia 5 II SOG02は700MHz帯および4.0GHz帯を利用した5Gサービスに新たに対応する。
なお、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は2021年1月19日時点の情報としてXperia 1 II SOG01は4.0GHz帯、Xperia 5 II SOG02は700MHz帯および4.0GHz帯を利用した5Gサービスにソフトウェアのアップデートを通じて対応する予定と案内していた。
そのため、Xperia 1 II SOG01に関しては当初より700MHz帯を利用した5Gサービスに対応する予定はない。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは5Gの無線方式としてNR方式を採用し、NR Bandは700MHz帯がFR1のn28、4.0GHz帯がFR1のn77に該当する。
ソフトウェアのアップデートでXperia 1 II SOG01はn77、Xperia 5 II SOG02はn28およびn77に対応したことになる。
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