au向けOPPO A54 5G OPG02とCPH2303が技適通過、n3にも対応
- 2021年04月02日
- KDDI-OPPO
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「OPG02」が2021年3月3日付け、同じくGuangdong OPPO Mobile Telecommunications製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「CPH2303」が2021年3月1日付けでCertificate Technical Support Center (認証技術支援センター)を通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号はOPG02が018-210079、CPH2303が018-210071。
いずれもモバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 1800(n3)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41)/ 1900(B39/sXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯の利用を可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。
OPG02はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)よりOPPO A54 5G OPG02として正式に発表されている。
auのラインナップで展開するスマートフォンで、2021年5月下旬以降にauの取扱店を通じて発売すると案内している。
一方、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsの型番で工事設計認証を通過したCPH2303の詳細は不明である。
OPG02およびCPH2303は工事設計認証で通過した周波数が共通で、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式にも対応する。
また、OPG02およびCPH2303は2021年3月28日付けでBluetooth SIGの認証を同時に通過しており、Bluetooth SIGの認証では共通のBluetoothモジュールを採用することが判明した。
そのため、OPG02およびCPH2303は同等の仕様を備えたスマートフォンになると推測できる。
CPH2303はOPG02のメーカー型番に該当もしくはOPG02と同等の仕様でKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone以外の事業者を通じて販売するスマートフォンのいずれかになると思われる。
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