京セラが高耐久携帯電話Kyocera DuraXE Epicを発表、FirstNetも対応
- 2021年04月20日
- 海外携帯電話
KYOCERA (京セラ)はLTE/W-CDMA端末「Kyocera DuraXE Epic」を発表した。
米国の移動体通信事業者(MNO)であるAT&T Mobility向けの折り畳み式のフィーチャーフォンである。
チップセットは64bitに対応したQualcomm 215 Mobile Platformを搭載する。
CPUはクアッドコアで、動作周波数が1.2GHzとなっている。
ディスプレイはメインが約2.6インチQVGA(240*320)液晶で、サブが約1.08インチで解像度が102*90のモノクロ有機ELとなる。
カメラは通常版がリアに約500万画素CMOSイメージセンサを搭載し、ノンカメラ版が非搭載である。
通信方式はLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/700(B12/B14) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/850(V) MHzに対応する。
LTE方式で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)に対応するほか、AT&T Mobilityが整備を担当するFirstNetも利用できる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 4.2、無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、FMラジオにも対応している。
システムメモリの容量は2GBで、内蔵ストレージの容量は16GBである。
外部メモリも利用できる。
IP68に準拠した防水性能および防塵性能に加えて、米国の政府機関である国防総省(Department of Defense:DoD)が制定したMIL-STD-810Hに準拠した高耐久性能を備える。
電池パックは取り外しが可能なリチウムイオン電池で、容量は1770mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
カラーバリエーションはBlackの1色展開となる。
AT&T Mobilityが販売することが決定しており、価格は269.99米ドル(約29,000円)である。
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