インドにおける2021年4月の携帯電話加入件数が判明
- 2021年07月25日
- 海外携帯電話
インドの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するインド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India:TRAI)は2021年4月の電気通信分野の統計資料を発表した。
電気通信分野の統計資料では2021年4月21日時点の携帯通信サービスの加入件数を掲載している。
携帯通信サービスの加入件数はアーバンエリアで前月21日の約6億4,520万件から約6億4,562万件に増加し、ルーラルエリアでは前月21日の約5億3,575万件から約5億3,749万件に増加する結果となった。
アーバンエリアとルーラルエリアを合計した全体の加入件数は前月21日の約11億8,096万件から約11億8,311万件に増加した。
また、2021年4月末時点の情報として移動体通信事業者(MNO)別の加入件数の占有率も公表している。
占有率は1位がReliance Jio Infocommで約36.15%、2位がBharti Airtelで約29.83%、3位がVodafone Ideaで約23.83%、4位がBharat Sanchar Nigam (BSNL)で約9.92%、5位がMahanagar Telephone Nigam (MTNL)で約0.28%、6位がReliance Communicationsで約0.001%である。
前月と順位は変わらないが、占有率が20%以上の大手3社のうちReliance Jio Infocommを除いた2社は前月比で占有率が低下した。
なお、移動体通信事業者の加入件数には仮想移動体通信事業者に卸提供する回線も含まれる。
6社の移動体通信事業者のうち国有企業が2社で、民間企業が4社となっている。
国有企業と民間企業の占有率も掲載しており、国有企業は約10.20%で、民間企業は約89.80%となる。
Bharat Sanchar NigamおよびMahanagar Telephone Nigamの2社が国有企業で、それぞれ提供エリアが異なり、相互に国内ローミングを提供している。
2021年4月は最大の純増数がReliance Jio Infocommの4,756,340件で、最大の純減数がVodafone Ideaの1,810,620件である。
引き続きReliance Jio Infocommは大幅な純増数を記録した。
Bharti Airtelは純増を維持しているが、純増数は前月から大幅に縮小している。
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